当山では古くより数多くの修験道に関する秘宝、資料などを所有しており、葛城修験道復興とともに、この秘宝および資料などを一人でも多くの方々に拝観していただきたいとの思いから、修験道開基の役行者の千三百年御遠忌にあたる平成12年(西暦2000年)、修験道資料館を完成しました。この修験道資料館は、修験道に興味のある方の拝観をはじめ、各種の研究などにも役立てていただきたいと考えております。

資料館二階大広間を中心に、一階和室、三階展示室の三室には、日本で初めての修験道曼荼羅を描いた天井画を配しています。天井画は総数約400枚の絵で構成されており、故大石順教尼の教えを受け継がれた大塚全教尼をはじめとする「この花会」会員25名によって描かれました。描かれている図柄は、犬鳴山修験道に関わる図柄をはじめ、周囲の花鳥、風景などであり、一大曼荼羅世界を現出しています。