寺号「七宝滝寺」の由来

犬鳴渓谷の七つの滝と寺号「七宝滝寺」の由来

写真: 行者の滝淳和天皇(824〜834)の時、天下大早魃があり、そこで淳和天皇は諸国の霊山、神社仏閣に祈雨の祈願をさせ、当山でも住侶が本尊不動明王に祈雨の大法を修しました。すると霊験空しからず、泉州一円は慈雨に恵まれることができました。そこで淳和天皇は、犬鳴山中にある著名な七瀑を金銀などの七宝に因んで、七宝滝寺と命名しました。七瀑とは、両界の滝(金胎両部の滝として二瀑があり、これを合わせて両界の滝といいます。一の滝とも)、塔の滝、弁天の滝、布引の滝、固津喜の滝、行者の滝、千手の滝、の七つで、今も尚千古の姿のままに飛沫を上げています。

さらに、弘法大師空海は、この七瀑に七福神を祭祀されました。このため山中の七滝は七福神・不動の霊瀑といわれ、一度この山を参詣すれば、七福神・不動明王の霊気を受け、福徳増進するといわれています。